123、124期の新人選手にスポットを当てる「Challenge! 新人選手紹介」。124期生のトップバッターは、自力に対して強い憧れを抱く神戸暖稀羽(かんべ・ののは、19=北海道)。154センチ小さな体に大きな可能性を秘める道産子レーサーの素顔に迫る。
小学生のころから「ガールズケイリンの選手になる」と心に誓い、そのためにさまざまな努力をしてきた。岩見沢市出身だが、北海道内で唯一バンクのある函館市内の高校(函館大谷)に進学。下宿生活を送り、自転車漬けの日々を過ごした。その甲斐もあって高校時代は1年生から全国レベルで活躍。そして、無事に養成所に合格することができた。
小柄でダッシュ力や俊敏性にたけた実戦向きなタイプ。レース巧者でもあり〝うまさ〟を生かす形にこだわれば、本デビュー後もすぐに活躍できそうな雰囲気だ。ただし本人は「自力でやりたい」という強い信念を持つ。
「自力選手ってかっこいいじゃないですか。憧れがあるし自力で勝てる選手になりたいんです!」
特に高校の時から背中を追い続けている、1学年上の畠山ひすい(122期)は特別な存在だ。「畠山さんは本当に憧れの先輩。私もあんな走りができるようになりたい」と目を輝かせる。
そのために地脚の強化を図っているが「いくら練習しても力が付かないんです(苦笑)」と現在は伸び悩み中。それでも「普段はバンクに入っていろいろな方に見てもらっている」と好環境に身を置いており、焦らず継続すればいずれ実になることだろう。
ルーキーシリーズ初戦の四日市は、初日はまくり、2日目は差して連勝を飾った。しかし消極的だったレース運びを猛反省。「次は積極的に仕掛けて結果を出したい」と松戸シリーズに乗り込んだが、初日、2日目は合わされて出切ることができず、最終日の一般戦は先行したもののまくられて3着に敗れた。
ポテンシャルの高さと課題がそれぞれ見えた6走となったが、本デビュー後の糧にはなったはず。
「当面の目標は、地元の函館で優勝することです」
人気レーサーとなる可能性を大いに秘めている新鋭レーサーの今後に大注目だ。
Q&A
――名前の由来は
「のの」とか「ねね」みたいに、ふんわりした言葉を続けたかったみたいです。漢字は特に意味はないそうです(笑い)
――息抜きの方法は
サウナに行ったり、公園でのんびりしたりするのが好きです!
☆かんべ・ののは 2003年11月5日生まれ。154センチ、52キロ。北海道岩見沢市出身。函館大谷高校卒。師匠は中里福太郎(113期)。












