悔いなくやりきった。元IBF世界スーパーバンタム級王者の岩佐亮佑(33=セレス)が6日、現役引退を表明した。

 岩佐は「15年間のボクシング人生、やりきった。今はスッキリしている。ここ数試合、特にムロジョン戦(21年4月3日・ウズベキスタン)以降はどういうふうに引退になるのかを考えていた。若くて強い相手に負けたら自分の中で満足で、それ以上はないかなと思っていた。その通りになったので気持ちよく辞めることができた。死に場を探していた部分もある」とすがすがしい表情で引退を受け止めた。

 最も印象に残っている試合として「ニューヨークでの決定戦」と19年12月に行われたマーロン・タパレス(31=フィリピン)とのIBF世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を挙げ、「ボクシングをやってきて勝てて一番うれしかった試合だった」と振り返った。

 気になる今後については「自分で仕事をしていく中で、ボクシングに関してはボクサーのセカンドキャリアを考えたい。そういう活動を自分なりにやっていきたい」と今後も広く活動していくことを明かした。