大垣競輪GⅢ「開設71周年記念 水都大垣杯」は5日、10~11Rの準決勝3番をメインに3日目を迎える。中でも注目は11Rに登場する渡辺雄太(28=静岡)。まくり2連発で連勝と動きは抜群だ。

 後ろ攻めになった2日目の二次予選は、赤板で上昇し先頭へ。抵抗してから志田龍星を前に出した。「僕がレースのスピードを上げれば(志田と石塚輪太郎が)踏み合ってくれると思いました」

 すると、思惑通りにライバルの2人がもがき合ってくれた。「追い付くので精いっぱいでしたね。なんとか詰まったので、そこを目がけて行きました。稲川翔さんが振ってくるかと思ったけど、前に踏んでくれたし」と、前団をのみ込んで笑顔でレースを振り返った。

 初日はしたたかに中団を取り、危なげなくまくりを決めている。2日連続しての頭脳的な走りに「組み立ての方はいいのかな」と、ハニカミながら少しだけ胸を張った。

 今は深谷知広と練習している。初日に岡村潤が「深谷に練習をやらされて太ももの内側が…」とボヤいていたように強度の高いメニューのようだが、渡辺は「僕はそんなことはないですよ」と涼しい顔。しっかりトレーニングをこなし、それが力強い走りにつながっている。

 準決は武田豊樹が3番手に付いて戦いやすくなった。鍛え上げたタテ脚と、巧みなレース運びで3連勝での決勝行きを狙う。