過去に100人以上を介護した経験があり、今年3月には国家資格である介護福祉士に合格したお笑いコンビ「マッハスピード豪速球」のさかまき。(40)が本紙のインタビューに応じた。介護福祉士には「メイプル超合金」の安藤なつ(42)も合格し、かなり話題となったが、さかまきは「オレは全く話題になってない!」。実は安藤とは一緒に試験勉強していたそうだが、そのせいで「熱愛説」「結婚説」まで流れたという――。
――介護の仕事を始めたのはいつ
さかまき もう13年前です。芸歴16年なんであまり変わらない。今のコンビを組んだのは介護の仕事を始めたのとほぼ同時期。マッハスピード豪速球と介護歴、ほぼ同じですね。
――介護福祉士には安藤なつさんも合格
さかまき 一緒に受けたんですよ。なっちゃんも介護系の仕事をしてるんで、「どうせなら介護福祉士も取っちゃおうよ」と、週1で勉強会を始めた。昨年の夏ぐらい。
――勉強会はどんな感じでやった?
さかまき 得意分野が違うので、教え合ったり。なっちゃんは病気に詳しいけど、オレは尿失禁に詳しい。だから「失禁のさかまき、病気の安藤」と呼び合ってました。失禁にもいっぱいあるんですよ。機能性尿失禁とか腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁とか。
――それでよく安藤さんと一緒にいた
さかまき ただオレは試験受けることを事前に公言してたけど、なっちゃんは秘密にしてた。あの人、前に「お肉検定」みたいのを受けたけど落ちたんです。それがトラウマらしくて、落ちたらカッコ悪いから合格してから言おうと。
――発表はラジオ
さかまき なっちゃんがレギュラーのニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」で言ったんですけど、その時「実はさかまきと…」って話し出したから、土屋伸之さんが結婚すると勘違いして(笑い)。昨年から一緒にいることが多くて、この番組ではよくオレの名前が出てたから、ナイツさんは仲がいいの知ってたので。
――安藤さんは一昨年離婚した
さかまき 勉強会を始めたのは離婚の後です! ダンナさんとはお会いしてない。
――安藤さんの合格はネットニュースで話題になった
さかまき オレは全く話題になってない! なっちゃんが取材受けた記事見ても、オレの名前は載ってないし。あの人は結構名前出してくれるんで、言ったと思うけど記者が切ったんでしょう。「知らねえし、コイツ」って。
――介護を始めたそもそものきっかけは
さかまき 前は漫画喫茶でバイトしてたけど、潰れて。夜勤できるバイトを探してたら、介護の仕事やってる同期がいて。介護って大変なイメージがあるけど、「思ってるほど大変じゃない」「忙しくなければ、自分の時間を使えたりもするのでおススメだよ」って言われて、やり始めました。
――実際に始めると合っていた
さかまき 介護って大変に思われるけど、オレはそんなに。もちろん大変な時もありますけど、居酒屋の方がキツかった。直接お年寄りと接して、やりがいもあって楽しい。大変っていうイメージは多分、オムツ替えたりすることだと思うんですけど、オレは特に抵抗がなくて。常にやることでイヤとか言ってられないから、すぐ慣れちゃった。
――どんなところで働いてる
さかまき 今はデイサービスの宿泊施設と老人ホーム、2か所の夜勤です。健康状態は人によって全然違うけど、基本的にはみんな認知症。オレの名前を覚えている人は1人もいないと思います。
――大変だったことは
さかまき 柔道やってた強い人が朝方、施設出ようとして…。出ちゃうと「離設」っていって問題になるんで、必死に止めたら投げられて出ていった。追っかけたら、また2回くらい投げられて。仕方ないので付いていったら2人で散歩しているみたいになった。すると出てきたことも投げたことも忘れてるんですよ。「戻りますか」って言ったら「そうしようか!」と。
【プロフィル】
さかまき。1982年6月30日生まれ。岐阜県出身。本名・坂巻裕哉。2010年、ガン太とマッハスピード豪速球を結成。コントを中心に活動し、19年に「ビートたけし杯 漫才日本一」で優勝。同年、「東京スポーツ映画大賞」内の「ビートたけしのエンターテインメント賞」演芸新人賞受賞。芸人活動と並行して夜勤で介護の仕事を行い、今年3月に介護福祉士に合格。昨年、電子書籍「介護芸人のコントな世界」を出版。また自身の介護体験を原作に、倉田真由美氏が絵を描いた漫画「お尻ふきます!!」をWEBザテレビジョンで連載している。ライジング・アップ所属。











