◇西山貴浩(36)福岡支部97期
ボートレース芦屋のSG「第50回ボートレースオールスター」の開幕が23日に迫った。カウントダウンコラム「ボートレース大好き」のトリを務めるのは、この男しかいないだろう。〝艇宴〟を誰よりも心待ちにしている西山貴浩だ。ボートレースを愛し、ボートレースを応援してくれるファンを心より愛する艇界のエンターテイナー。今回は地元開催とあって闘志も倍増している。3年連続でのファン投票2位での選出。SG初戴冠への思い、ファンへの思いを激白した。
オールスターは5年連続7回目の出場。今年は1位・池田浩二の2万3071票に続いて、2万1184票を集めた。「毎年たくさん投票してもらって感謝しかない。SGを取ってない僕が毎年上位で行けるので…」と出場機会を与えてくれたファンに深々と頭を下げる。
2021年は峰竜太、2022年は毒島誠と首位の選手が毎年代わる中で3年連続で2位での選出。「人生、送りバントですよね。2番バッターですから」と不敵な笑みを浮かべる。「業界から求められることを断ったことがない。トークショーにしろ、リモートにしろ…。それが今になって、良かったんじゃないかな。ファンあってのボートレース。どれだけ稼いでも、このスタイルは変えないようにしたい。これからもファンと一番近い選手でありたい」と誰よりもファンサービスを大事にする。
〝本業〟も2020年にグランプリ初出場初優出。2021年も連続出場とSG常連のトップレーサーとして活躍している。3月の平和島SGクラシックで同期の土屋智則がSG初V。「智則が優勝したし調子に乗ってるんでね」。同期のSGタイトル獲得に続くべく発奮している。
「最近はインの調子が悪いので…。信頼度を取り返さないとイカン」と1号艇での取りこぼしが課題となっている。ただ「しつこく、粘りっこく相手のミスを誘って勝ちたい」という一つでも上の着順を目指すしぶとい走りは健在だ。
芦屋は今年早くも4回目の参戦。3月GⅠ70周年で優出4着、2節前の一般戦では4コースから差してVと好走している。「記念はゴンロク(5、6着)を取らずに粘れた。地元のアドバンテージはある」と自信を持って地元の大一番に臨むことができる。
ファンを大事にする男だけにファン投票によって選手されるオールスターにかける意気込みもハンパではない。
「オールスターを取れたら、引退してもいいぐらいの気持ち。優勝したら『ポンコツ会』で全国のボートピア近くのスナックを巡って優勝賞金の全額を、その時に出会ったボートレースファンのお客さんに全おごりします!。全国のファンのために頑張りたい」と〝壮大な恩返し計画〟も練っている。












