◇池田浩二(45)愛知支部81期
人気、実力を兼ね備えたトップレーサーが激突するSG「第50回ボートレースオールスター」が23日に開幕する。舞台は大会初開催となるボートレース芦屋。ファン投票で選出された52選手が集結。ファンへの感謝の思いを込めて熱い走りを披露する。カウントダウンコラム「ボートレース大好き」第2回はファン投票1位の座を射止めた池田浩二が登場。SG10冠レーサーがファンへの思いを明かした。
ピット内では大会オリジナルのブルーのジャンパーを身にまとい、各地で笑みを振りまきながら仲間と語り合うシーンもよく見受けられる。「施行者さんからいただいたので、着させてもらってます」とオールスタージャンパーがお気に入りになっているのは11年ぶりにファン投票1位に返り咲いたことも大きな要因だろう。
「大した成績を残していないのに1位で選んでもらったのはすごくうれしいし、だからこそファンのために1走1走全力を尽くして結果を残したい」
自身は近況の成績に満足していないが、昨年もしっかりグランプリに駒を進めているように、極めて高いレベルで安定している。
今年の成績を振り返ればSG1回、GⅠ5回を含めて計10優出。前節の児島GⅠ71周年記念でも準優勝戦で6コースからクレバーな走りで優出に成功している。不利な外枠時でも策を練って何とかする――。この姿勢がファンの厚い支持につながっている。
「まあ、最近はエンジン次第の感じで調子がいいこともないし、悪いこともない。出ていればそれなりに結果もいいし、逆の時もありますからね。やってることはずっと一緒ですよ」
言葉を慎重に選んでいたが、エンジンが出てないときでもテクニックを駆使して最終日最終レースに残る技量と執念こそ、ボートレース界第一人者の証しでもある。
舞台となる芦屋は近況はSGしか走っておらず、2018年11月のチャンレンジカップでは準優5着、2021年7月のオーシャンカップでは準優3着止まりで、SGでは優出経験はない。「あまりいいイメージはないけど、別に嫌いでもない」。GⅡ(2010年MB大賞)でのV経験もあるだけに水面相性に関しては心配する必要はなさそうだ。
来年からマスターズチャンピオンにも参戦するベテランが得票数1位の栄誉を感じ取りながら「ファンのために」との思いを改めてかみしめている。
SG35優出10Vの強豪がファン投票1位選出で2度目のオールスター戴冠を果たせば、名実ともにボート界ナンバーワンの座を不動のものにするだろう。












