米総合格闘技イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス73」(20日=日本時間21日、ネバダ州ラスベガス)で、ウエルター級の佐藤天(32)はテンバ・ゴリンボ(32=ジンバブエ)に敗れ、屈辱の4連敗を喫した。
3ラウンド(R)終了を告げるブザーが鳴らされると、佐藤は静かに天を仰いだ。0―3の判定負けを告げられ、現実を受け止めるしかなかった。
3連敗と後がない状況で迎えた一戦。1Rから佐藤は積極的に前に出た。組みつかれてケージに押し込まれると、バックボーンである柔道の技術を生かし払い腰を決める。だが、驚異のフィジカルを誇るゴリンボの猛攻が続き、苦しい立ち上がりとなった。
2R開始直後には右のストレートを当てられ、上から鉄槌を振り下ろされた。何とかスタンドに戻しても、防戦一方。右目付近から鮮血が滴る中、最終Rでは残り30秒を切ったところで上になり、意地の連続エルボーを炸裂。だがおよばず、無念の敗北となった。
UFC初参戦となった2019年4月、ベン・ソーンダースにKO勝利を収め、20年6月にはジェイソン・ウィットに48秒でTKO勝利。上位進出の期待がかかったが、そこから連敗が続いていた。試合前には「上を目指しているので、全く諦めてないです」と力強く語っていたが、またも結果を残すことはできなかった佐藤。今後に暗雲が垂れ込めた。











