「ラブひな」作者の漫画家で自民党の赤松健参院議員が17日、広島で19日に開幕の主要7か国首脳会議(G7サミット)に出席の各国首脳の似顔絵を作成し〝マンガ外交〟を行っている。
赤松氏はサミットに向けて各国首脳に似顔絵パネルを贈呈し、漫画アニメを通じて外交を深めるという企画を外務省に提案した。サミットで議長を務める岸田文雄首相からゴーサインが出て、記念すべき第1弾となった似顔絵パネルを首相官邸で手渡したという。
「岸田総理と直接会うのは昨年6月、ちばてつや先生たちとのマンガ座談会以来でした。総理は『鬼滅の刃』やちばてつや先生の漫画がお好きです。漫画に対して理解が深いんですね。パネルを持って行ったときは『うれしい』と言っていただいて、歓迎していただきました」
その後、赤松氏はサミット首脳の似顔絵を描き、各国の駐日大使館で公使に直接、手渡しで贈呈してきた。
赤松氏は「EU(欧州連合)の大使に、議長と委員長本人に似顔絵と一緒に写真を撮ってツイートしてくださいとお願いして、『私もリツイートして紹介します』と伝えたら『オーケー、オーケー、トライしてみるよ』と快諾してくれました。『キャプテン翼』を読んでサッカーを始める人が多いと言っていました」
厳重な警備が敷かれている米国大使館では、ラーム・エマニュエル駐日大使と面会。「エマニュエル大使からは『(日本に)漫画家の議員がいるのは初めて知った』と言われた。『アメリカの議員に漫画家はいますか』と聞いたら、しっかり考えて『ポップカルチャーのタレント議員はいます』と答えてくれた。バイデン大統領に似顔絵パネルとの写真をお願いしたら『オーケーだ』と言ってくれた」(赤松氏)
各国の大使館は赤松氏がサミット首脳の似顔絵を描く際の資料写真を快く提供してくれたという。似顔絵は一枚描くのに3時間を費やした。
「似顔絵を描くうえでは、あまり誇張して若く描きすぎなくて、リアルめという点に苦労しました。国民のなかにはG7サミットを知らない人もいますから、多くの人に今度のサミットを知ってもらいたい」
赤松氏は今後も〝マンガ外交〟に力を入れるという。












