5月6日のチャールズ国王戴冠式翌日に、ウィンザー城で行われる「コロネーション・コンサート」のチケット(無料)が、発券元の「チケットマスター」の不手際により、入手できなかった「当選者」が続出。英国内で怒りの声が噴出している。英各メディアが報じた。
コンサートにはケイティ・ペリー、テイク・ザット、ライオネル・リッチーらが出演。すでにBBCが1万枚のチケットを配布しており、残り5000組のペアチケットは「チケットマスター」への申し込みにより配布されることになっており、相当な倍率の争奪戦が予想されていた。
25日12時4分には当選者に「おめでとうございます。2023年5月7日日曜日にウィンザー城で開催されるコロネーション・コンサートのペアスタンディングチケットの投票に当選しました」とのメールが届き「4月27日正午までチケットを請求すること」と記されていた。
しかしここに落とし穴があった。27日という締め切りを設けながらチケットは先着順であり、わずか32分で完売してしまったのだ。つまりチケットマスター社はチケットの枚数以上のユーザーに当選のメールを送っていたことになる。
確かに当選者へのメールには「この追加ラウンドのチケットは、無作為に選択された投票勝者のグループに先着順で提供されるため、チケットを確実に確保するには、チケットを請求する際に迅速に行動する必要があります」との一文が添えられてはいるが、ネット上では「メールは非常に誤解を招くもの」「非常に奇妙な投票システム」と激怒する声が相次いでいる。エクスプレス紙によると俳優のジェームズ・カートメルは「詐欺的で誤解を招く内容だ」とツイートした。
ミラー紙によるとスターフォードシャ―州のウナ・ドリスコルさんはメールを受け取った後に150ポンドのホテルを予約したが、その後チケットが完売したことを知り激怒。「失望、動揺です。ただショックを受けています」と語っている。
チケットマスターは以前にも同様のトラブルを起こしているが「コロネーション・コンサート投票の追加の先着順のチケットは現在売り切れています。ウィンザーで、または友人と家で、自分のやり方で楽しんでください!」と何事もなかったような声明を発表している。











