なんとか白星をつかんだ。キックボクシングイベント「KNOCK OUT2023 vol.1」(22日、後楽園ホール)で、ぱんちゃん璃奈(29)が1年ぶりに公式戦復帰し、ワン・チンロン(22=台湾)に苦戦しつつも判定2―0で辛勝した。
久々のキック戦にやや緊張の面持ちでリングインしたぱんちゃんは、まず四方に深々と礼。ゴングが鳴ると、ローや前蹴り、ジャブでけん制する。しかし相手からは飛び上がりながら放つスーパーマンパンチやバックブローなど変則的な攻撃を繰り出されてなかなかダメージを与えられなかった。
それでも2ラウンド(R)以降も相手をいなしつつ前に出ながらパンチをヒットさせてダメージを蓄積させる。相手の巧みな攻撃に苦しみつつも、3Rには徐々に疲労の見え始めたワンにラッシュを仕掛けてダウンこそ奪えなかったが攻め込んだ。
結果は判定に委ねられ、2―0で辛勝。マイクを持つとまず「会場に来て下さったぱんちゃんファンの皆さま、そしてKNOCK OUTファンの皆さま、そして配信でご覧下さった皆さま、本当に心配をおかけしました」とコメント。ぱんちゃんは昨年12月、那須川天心と武尊の直筆サイン入り限定ポスターを偽造し、販売するとうたい、代金をだまし取った疑いで兵庫県警垂水署に逮捕された。その後、2月に謝罪会見を行い3月5日の代々木大会のエキシビション戦でリングに復帰し、坂本瑠華とパンチのみのルールで対戦し、その後10日に不起訴処分が確定した。これを改めて「ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした」と頭を下げて謝罪した。
さらに「自分は才能があるわけじゃなくて普通の凡人で、キックボクシングを始めたからこうしてリングに立てているだけなので」とアクシデントを乗り越えリングに上がれたことを感謝。そして「世界の舞台に皆様を連れていきたいと思っているので、これからも見守って頂けたらうれしいです」と力強く話した。













