ボクシングイベント「3150ファイトvol.5」(16日、東京・国立代々木競技場第二体育館)をプロデュースする元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(36)が、手応えを口にした。
同大会ではワタナベジムの重岡兄弟が世界に挑戦。兄の優大はWBC世界ミニマム級暫定王座決定戦を同級7位のウィルフレッド・メンデス(プエルトリコ)と、弟の銀次朗はIBF世界ミニマム級暫定王座決定戦を同級3位のレネ・マーク・クアルト(フィリピン)と戦う。
イベントのファウンダーを務める興毅氏は、兄弟ともに勝てば次は正規王者との統一戦になる見込みだとして「そこが一番ストーリー的にも面白い。結構、早い段階でやらないとダメなんですよね。『何か月以内に』というのが(各団体から)出ると思います。その指示に従ってできたら」と意欲を見せた。
メインに出場する優大は当初、同級王者パンヤ・プラダブスリ(タイ)と対戦予定だった。ところが直前に王者がインフルエンザに感染し来日をキャンセルするアクシデントが発生。メインがなくなるという大会そのものが中止になりかねない大ピンチになったが、興毅氏が緊急渡米するなど東奔西走し暫定王座戦を実現させ、危機を回避した。
これには「ボクシングの神様は見放していなかったなと。ここは結構、勝負どころだったので」と安堵の表情。その上で「この局面でWBCで暫定タイトルマッチというのを承認して、対戦相手を決められたということは今後のプロモーターとしての活動に大きく影響してくると思う。そこに関してはなんとか乗り切ることができたなと。次につなげられた。興行に穴を空けることなくダブルタイトルマッチを開催できるので」と胸を張った。
また、3150ファイトとしては今大会が東京での初開催となるが、観客動員に関しても「立ち上がったばかりにしては結構いい感じですね」とチケットの売れ行きから明るい見通しだとする。そして「ガラガラでもおかしくないじゃないですか。3150ファイトってまだそんなに知名度はないですから。まだまだ生まれたばかりの中で期待してもらっているな、という感じはあります」と笑顔を見せた。このまま規模を拡大していけるか。












