俳優・竹内力(59)がスペシャルドラマ「かっこいいスキヤキ」(テレビ東京系、18日午後4時)で主演を務める。大ヒット漫画「孤独のグルメ」のルーツ、原点と言われている同名の漫画が原作だ。日本屈指のコワモテ俳優・竹内が演じるのは、まるでアラン・ドロンのようにトレンチコートを着こなした男。主題歌は竹内の口笛だ。ドラマの魅力から人生観まで全てを聞いた。
――「かっこいいスキヤキ」はどんな内容?
竹内 「孤独のグルメ」で知られる久住昌之先生と和泉晴紀先生によるユニット・泉昌之による同名漫画が原作。全4話のオムニバス形式のショートコントドラマで、飽きない内容になっています。主人公のリアルな心の声が聞けますよ!
――協力プロデューサーとして台本作りにも参加した
竹内 4話の中の一つ、原作の「夜行」という話は、2002年にフジテレビ系列で放送の「世にも奇妙な物語」シリーズで、「夜汽車の男」というタイトルで、大杉漣さん主演でドラマ化している。今回はタイトルを「夜港」にして、オリジナル化。「(原作者が)孤独のグルメだから食べるんでしょ?」と考えてしまうところを、あえてひたすら食べないという展開にしてみた。他にもセリフを付け足したりもして。
――主人公のキャラクター作りにも積極的に意見を出したとか
竹内 原作で主人公は日本人だけど、久住先生にハーフの設定を提案した。それで許可をいただき、青色のコンタクトレンズを着用して、強烈なキャラクターに仕上げた。今回は職業不詳で二枚目なんだが、実は中身はそうでもないという…。こういうのはネタ勝負でもあるからね!
――トレンチコートに身を包み、帽子をかぶった主人公の風貌は、映画「サムライ」で主演を務めた仏俳優のアラン・ドロンのようだ
竹内 当時の洋画やギャング映画とかを、久住先生が好んでいたんじゃないかな。だからその扮装のままでという指示があったけど、食事をする時もこのまま。テレビ局を通して「リアリティーがないけどいいの?」って聞いてみた。それでもこだわりがあるようだったので「よし、俺は仮面ライダーになろう!」と思って。仮面ライダーはずっとあの格好じゃん? 役者としてこの役をやろうと思って。
――主題歌はなんと自身で作曲した口笛
竹内 メロディーを作曲した40曲の中から耳に残る2曲にした。意外と俺、センスあるんだよ。
――俳優業のかたわら、制作会社「リキプロジェクト」も運営している
竹内 俳優をやりながら制作会社を25年ほど続けている人もなかなかいない。石原裕次郎さんくらいなんじゃないの? そういう目線からも、ドラマ作りに対して意見を出しているつもり。いい素材をよくつないで、いいものにしたいしね。
――このドラマを通して、伝えたいメッセージは?
竹内 とにかく健康が大事! 死んだら無だぜ…。カネ持ってたって意味ない! 俺も残りの人生、元気なのは10年くらいなんじゃないかと思っていて。今まで腰と脊椎の手術もしているし、(約30年前に)アクションシーンの撮影で大ケガをして、ベッドの上で寝たきりの状態になったこともあった。ずっと病院の天井を見る毎日で…。
――ケガは完治した?
竹内 ずっと後遺症のしびれがあって、手術をしてだいぶマシになった。だから、これから新しいことに挑戦していこうと思っていて。視聴者の方には皆、健康でいてほしいです。












