大垣競輪GⅢ「開設70周年記念 水都大垣杯」は7日、最終日を迎え、12Rで決勝戦が行われる。波乱要素たっぷりのファイナルは地元の若武者・山口拳矢(27=岐阜)を狙ってみるのも面白そうだ。

 3日目(6日)準決10Rは前を任せた橋本優己(23=岐阜)がタイミングを逃さずに主導権を握った。車間を空けて援護の態勢を取ったが、岩谷拓磨(25=福岡)にバックで一気に来られた。「井上(昌己、43=長崎)さんがついて来てたから、前に踏むしかなった。僕がもうちょっとうまくブロックできれていれば…」と悔しがった。

 どんどん状態が上がっている。前々回の伊東でGⅢ初優勝を飾り、前回の別府F1は驚異的な直線の伸びで連続優勝を決めた。当然、本人も「伊東からいいですね」と手応えを感じている。一昨年9月には岐阜GⅡ共同通信社杯を制したが「その時はそんなに調子がいい感じはしなかった。今の方が踏めていますね。(昨年10月前橋GⅠ)寬仁親王牌から使っている自転車がいいので」と笑顔で話した。

 決勝は徹底先行の犬伏湧也(27=徳島)が中四国一人。付ける手もあり、拳矢と同期の青柳靖起(23=佐賀)らが「行った方がいい」と冗談半分に勧めてきた。山口は「(犬伏と)同級生で仲もいいからな」と調子を合わせたが「本当に付いたら、また批判されるわ」と苦笑い。

 自分の力で地元記念初Vをもぎ取る。