高知競輪のGⅠ「第38回全日本選抜競輪」(優勝賞金3642万円)は25日、3日目を行い、決勝9人が出揃った。中部単騎となった浅井康太(38=三重)は約1時間、迷いに迷った末に「1人でやります」と結論を出した。
「準決は前の2人(脇本雄太、33=福井・古性優作、32=大阪)のおかげだし、中部の若手がいない分、脇本君、古性君、(三谷)竜生(35=奈良)君にはお世話になっている。今後の〝中近連係〟を考えると4番手を固めるという選択肢も当然あった。ただ、せっかくのGⅠ決勝。4番手でもチャンスはあるけど、やっぱり人任せにせず自分で悔いの残らないように、納得できるように動きたかった。それにまだ中部(の機動型として)で自力を出しているし、4番手を固めるとなると周りの目もあるので…。追い込みになったら4番手を固めるけど今回は(別で)」
単騎を決断した意図を丁寧に説明した。
昨年2月の全日本選抜優出以降は相次ぐケガに苦しんだ。直前も練習中に負傷し「決して本調子ではない」中でつかんだ1年ぶりのGⅠファイナルのきっぷ。「この決勝(進出)は本当に大きい。初日より2日目、2日目より3日目と感覚も日に日に良くなっている。後悔のないように決勝も動いて頑張りたい」と意気込みを語った。
それでも引き揚げ際には「本当はまだ迷っているしコメントを出したくなかった(笑い)。選手紹介まで待ってほしかったくらい(笑い)」とポツリ。相当悩んで出した結論だったのがわかるほど苦悶の表情だった。












