鮮烈のデビューを飾れるか。4日(日本時間5日)の米総合格闘技(MMA)イベント「UFCファイトナイト・ラスベガス68」(ネバダ州ラスベガス)で、アダム・フューギット(34=米国)と対戦する木下憂朔(ゆうさく=22)が意気込みを語った。

 ダナ・ホワイト代表による新戦力発掘を目的としたコンテンダーシリーズで、ジョゼ・エンヒッキに3RTKO勝ちし契約をもぎ取った木下は、UFCデビューを目前に「今まで以上の結果と内容を見せられるように頑張りたい。KOでフィニッシュするところを見せたいです」と腕をぶした。対戦相手について「手足が長い気持ちの強い選手という感じ」と警戒しつつも「いつものようにガンガン前に出ていけたらいいと思います」とKOを誓う。

 UFCのオクタゴンに入って狙うのは、もちろんその頂点だ。成長を続ける22歳は、目標を「一戦一戦勝って、自分の名前を残してチャンピオンになること。そして日本人だれも残したことのない歴史を作ろうかなと思います。一番を目指すのがファイターかなと思うので」と不敵に話す。ホワイト代表からは「UFCが唯一、長いこと失っていたことは何か。それは日本のスターだ。この子はとても才能にあふれていて、まさしくその存在だ」と高評価を受けたが「リップサービスはあると思うんですけど、それをホンマになるように頑張るしかないかなって思いますね」と拳を握った。

 一足早く昨年UFCデビューを果たし2連勝中の平良達郎の存在について「刺激になります。負けたくない。階級は違いますけど、活躍しているのを見て『俺はもっとやるよ』って思ってますね」とライバル心をむき出しにする。平良に続く勝利で、UFCの金網に日本人旋風を巻き起こしたい。