◇浜崎直矢(39)埼玉支部92期
 
 2022年は3月びわこ→4月平和島→8月戸田→11、12月に桐生で3連続優勝。年間6Vとして3月の平和島SGクラシックへの出場切符をゲット。SG初出場を決めた。

 2003年5月のデビューから20年目でSG初舞台を踏むことになった。「この年になってもずっとSGの権利さえなかったんで…。もうこのまま選手生活の中で行けないんだと思ってました。やっと出られてうれしいです」と笑みを浮かべながら感慨深げに話す。

 5Vで迎えた昨年のラストラン・桐生では「4回目の優勝をした時に同郷の佐藤翼に『5回でもクラシックに行けるんじゃないですか』と言われていたので、5Vを取った時点で行けるものだと思っていました。でも、年末に桐生で走っている最中に選考順位が予備1位に落ちてしまったんです。その時は準優も得点率トップで乗ってたんで、絶対に優勝は取る気でいきました」とクラシック出場を強く意識した執念の走りを見せた。

 そして、見事に王道Vを決めた。結果的に10月からの桐生3連続Vが決め手となったが「特に相性がいいというわけでもないんですけど…。たまたまですね」という。

 年間優勝数の自己最多は2012年の3V。これが昨年は6Vと一気に増えた。「リズムが良かったのかもしれませんね。ただ昨年の5月に右足の腓骨を骨折をして1か月ちょっと休養しました。完治する前に復帰して足をかばう乗り方に変えたんですが、そこからいいのかもしれません」と、まさに〝ケガの功名〟でSG初出場を実現させた。

 調整については「大きく変えたわけではないけど、伸びが付いている方が勝算が高い。レーススタイルに関しては自分は基本攻めるパターンだと思う。そっちの方がスタートで余裕があるというか、伸び返せる分そこまで気負っていく必要もない。その辺であたふたする必要がない分レースに集中できるのかもしれないですね」と分析する。

 初の大舞台に向けて「とにかく勝つことだけを意識して、その結果タイトルを取れたらいいですけどね」と意気込む。その一方で「常に、その時に出るレースを一生懸命頑張るだけです」とビッグレースだからと言ってイレ込むこともない。

 今年に入っても地元・戸田の正月シリーズで準優進出。2節目の尼崎も予選を5戦3勝2着1回と快走して準優1号艇を手に入れるなど好調をキープ。2022年の活躍で大舞台の出場権をゲット。この流れを生かして2023年をさらなる飛躍の1年にする。

☆はまさき・なおや 1983年5月6日生まれ。埼玉支部所属の92期生。埼玉県出身。2003年5月に戸田でデビューし5走目で初勝利。2007年2月の尼崎で初Ⅴ。通算26V。同期に毒島誠、大峯豊、竹田辰也、里岡右貴ら。