ローソンは17日、食品ロスの削減と食品の有効活用を目的に、販売期限切れとなったからあげクンなどのフライドフーズを急速冷凍し、子ども食堂などへ寄贈する実証実験を開始することを発表した。

 ローソンが定めている販売可能期限が過ぎ、店頭から撤去したものだが、喫食が可能な食品を液体急速冷凍機で凍結。しながわ子ども食堂ネットワークを通じて、品川区内の子ども食堂に寄贈されるという。寄贈した商品は子ども食堂で再調理される。

 ローソンは2019年8月から、食品ロス削減や子どもの貧困などの社会的課題の解決に起用するため、賞味期限は残っているものの店舗への納品期限を過ぎてしまった菓子や加工食品などを支援を必要とする家庭に寄贈する取り組みも行っている。

 流通アナリストの渡辺広明氏は「ローソンは廃棄ゼロを目指した新型店『グリーンローソン』で常温弁当の取り扱いをやめ、冷凍弁当と店内厨房で作る弁当のみを販売するなど、食品ロス削減に向けてさきがけて冷凍技術を有効活用している。店舗スタッフの手間が増えるという懸念があるが、食品ロス削減は社会的問題だし、何よりからあげクンは子供たちにも喜ばれるのではないか」と高く評価した。