俳優・小沢仁志(60)が製作、主演した映画「BAD CITY」(20日公開)の完成披露上映会が10日夕、都内で開かれた。

 元強行犯警部の服役囚(小沢)が極秘特捜班を率い、カジノ利権の陰謀事件を解決する話。小沢によれば「最近、なんかコンプライアンスだ、セーフティだって世の中うるさくて堅苦しくて、なんかクソ面白くないので、そういうのを取っ払って〝映画ぐらいいいんじゃねえの?〟っていう感じ」だという。

 登壇した主要キャストも強者ぞろい。韓国マフィアの首領でマダム役・かたせ梨乃(65)は、小沢を撃つシーンの説明で「アタシ、今回チャカを~」と、拳銃を意味する隠語を連発した。

 特捜班の新人刑事役・坂ノ上茜(27)は撮影前、殺陣の練習中に「足の指が変な方向に行っちゃって…」と脱臼し、救急搬送されたと告白。本番はテーピングをしてアクションシーンを撮った。そのケガを知った小沢から「おい、坂ノ上、大丈夫かとは聞かねえ。やるのか、やらねえのか、どっちだ?」とスゴまれ、坂ノ上が「やります」と答えると、小沢は「おっし」。そんなやり取りを小沢のモノマネを交え明かした。

 特捜班役・三元雅芸(まさのり=45)は、アクション俳優・TAK∴(47)との一騎打ちシーンでの仰天ハプニングを告白。「闘ってる途中で(TAK∴の)アクション用の包丁が壊れちゃったんスよね。で、代用するものを用意してもらう時間の間に、本物の包丁を使ってアクションをやったっていう…。ま、切れないようにはしてくれたんですけれども。TAK∴さんが常に訓練されてる方なので、先輩にぶつかっていくつもりでやらしてもらいました」

 見どころはCGなし、スタントなしのラストシーンで「アクションが30分近くある」(園村健介監督)という。特捜班役・勝矢(47)の暴露によれば、小沢と死闘を繰り広げた韓国マフィア役・山口祥行(よしゆき=51)は「手がムチャクチャなんだよ~。ホントに殴りに来てっからよ~」と現場で小沢の文句を言っていたそう。

 その山口はこの日も「全然言うこと聞かないんですよ、この人(小沢)が。アクションって(殴る)フリがあるのに…。もうただホント、白いマントヒヒと闘ってるみたいでした。普通殴っちゃいけないのに、殴ってくるんです。で、監督に『ヤバイ』って言ったら『よけてください』って言ってましたから」と、小沢に文句全開だった。

 この日は、山口とともに「ネオVシネ四天王」の1人で知られる本宮泰風(50=マダムの側近役)や、主題歌を書き下ろした「クレイジーケンバンド」の横山剣(62)も登壇した。