昨年10月19日に自身のユーチューブでトランスジェンダーであることを告白したマジシャン・魔法使いアキットが7日、東京・恵比寿のシアターアルファ東京でストーリーマジックライブ「魔法使いの頭の中~雪の降る音~」の東京公演初日を迎えた。
公演前に会見に臨んだアキットは「僕は体は男性、中身は女性として生まれてきました。ずっと言わずにここまで過ごしてきました」と改めて告白。これまで周囲にトランスジェンダーだとは言えずに苦しみ「生きるのをやめようと、10代のころ思いました」とも語った。
それでも当時からマジックなどを行い、人前でも見せていたこともあって、「もう一人の自分を作ろう」と考え、作り出したのが、「魔法使いアキット」という役柄だった。
「アキット」という名前は「女性で生まれてくると聞いていたそうで、母が『愛樹』という名前を付けると決めていました。それと『ポケット』からたくさんのショー、キャラクターを出したいと『ポケット』の『ット』をつなげた」という。
告白したことで、普段は女性として過ごしており、「アキット」として生きる道をやめることも考えたという。それでも「僕にとって一番大切なのは『アキット』という存在であり、それが生きる道。それは変わらないと考え、『アキット』を続けていく」とマジシャンとして生きていくことを選択したという。
ステージではマジックを見せるホームレスを演じる。「気合を入れて準備したので、たくさんの人に楽しんでもらえるように頑張ります」と意気込んだ。東京公演は、11日まで計7公演。大阪公演は28、29日に大阪市の世界館で3公演を開催する。












