日本ボクシング連盟第12代会長の山根明氏(83)のティックトックが昨年末からバズっている。
昭和色が色濃い“男・山根”にSNSとは意外な感もあるが、知人の安保明奈さんの高校生の娘から「今はティックトックやで」とアドバイスされたのをきっかけにトントン拍子で話が進展。安保さんが山根氏のマネジャーに就き、昨秋から投稿を開始した。
山根氏が妻の智巳夫人と会話していたり、ボクシングの亀田三兄弟の父・史郎氏と食事をして「おおきに!」と声を張り上げたりと、踊ったり歌ったりしているわけでもなく、何ともない日常の一コマを流しているだけなのだが、こうした動画が10万回を超える再生数を記録。一番多いものでは450万回を超えているのだ。なぜこんなにバズっているのか。
山根氏といえば、2018年の連盟を巡る騒動で、そのコワモテの風貌とアマチュアボクシング界のドンの貫禄から「怖い」という印象を持った人も少なくないだろう。
ただ、会長辞任後に出演したバラエティー番組で類いまれなる“エンタメ力”を披露してきた。
そうしたギャップが若い世代にも受けているとみられ、安保さんは「これが真実。裏も表もなくて、若い子からも『かわいい』って言われてる。会長ってこんなおちゃめな人っていうのが分かったからこそバズってるんだと思う」と話す。
かつてはこうした動画に抵抗感のあった山根氏も「飾ったりカッコつけたりするのはイヤやったんやけど、知らん間に撮られとる。正直、いまだに見方も分かってない。でも、自然な俺の姿を見て、笑ってくれる人がおるならそれでええ。『山根がボケたこと言うとるわ』と解釈してくれても、笑いは健康にもええから、それで社会貢献になっとる」とティックトックを通じての交流に意義を見いだしている。














