事実誤認発言で「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)のレギュラーコメンテーターを降板したテレビ朝日社員の玉川徹氏(59)。謹慎処分明け後は「基本にもう一度立ち返る」と現場取材に復帰し、現在は週1回程度の不定期出演になっている。

 同番組は〝時事ネタ〟に鋭く切り込むことでも知られ、玉川氏の歯に衣着せぬ発言がそれを支えてきた。しかし、コメンテーターとしてのみならず、制作の立場として番組内容にも影響を及ぼしてきた玉川氏が離れたことで、最近は生活情報を中心にした番組にややシフトしてきている。

 先月16日放送回では閉店を控えた老舗レストランのシェフをインタビュー。ネット上では「そこは政治だろ!」などの声があふれ、大人しくなった番組に一部からは〝玉川ロス〟が叫ばれる事態にもなった。

 とはいえ、過激な言動でアンチも多かった玉川氏。相変わらず「モーニングショー」は高視聴率で推移しており、思ったほどのダメージはない。さらに、番組の顔である羽鳥慎一アナはオリコン年末恒例の「好きな男性アナウンサーランキング」で、1位に。一昨年2位で〝殿堂入り〟(5連覇)を逃したが、見事に返り咲き、好感度の高さを見せつけた。

「玉川さんも謹慎後に謝罪した際『慢心とおごりがあった』と口にしていましたが、それは自身が〝番組の顔〟という自負があったから。しかし、いまは炎上もなくなった上に視聴率への影響は軽微。騒動を乗り越えた本来の〝顔〟羽鳥さんは好感度が上がっている。59歳で定年間近の玉川さんは身の振りを口にすることもあったので、そんな状況を鑑みて、社内では『フリージャーナリストに転身するのでは?』という声も大きくなっている」(テレビ朝日社員)

 玉川氏は解説委員などの役職ではないにもかかわらず、コメンテーターの立場となっていた。愛社精神は強いだけに、定年後も関連子会社に出向して役員などになる可能性もあるが…。

 一連の騒動で〝タレント以上〟の影響力を見せつけていただけに、水面下では多くの芸能事務所が興味を示している。番組への本格復帰の可能性も含め、2023年の玉川氏も世間の注目を集めそうだ。