フリーキャスター・辛坊治郎氏(66)の新著「この国は歪んだニュースに溢れている」(PHPエディターズ・グループ)が好評発売中だ。

 著書の累計100万部を誇る辛坊氏が「太平洋も横断したし、この機会にすべて話しておこう」と2年ぶりに記した時事問題解説本。普段から「辛坊治郎メールマガジン」で情報発信を続ける辛坊氏が、安倍晋三元首相が果たせなかった「脱公明」、サル痘と旧統一教会、正解が存在しない円安介入、知床遊覧船沈没事件の裏側など、さまざまな時事問題を最新の知見を織り込んで再編集した。

辛坊治郎氏の新刊の表紙
辛坊治郎氏の新刊の表紙

 辛坊氏は「出版に当たって過去に書いた文章を読み直すと、予言めいた書き込みが、時間の経過とともに現実と化していることに改めて驚きます」と語った上で、「私の先見性を誇るつもりはありません。どうやらこの国は今、さまざまな未来の可能性に扉を閉ざし、後ろ向きに走り出しているように見えます。走り出しているものの先にあるものを予見するのは、そんなに難しいことではありません。だからこそ、私のような者にすら未来が見通せるのでしょう。この事態はマズいです」と日本社会の未来を憂いた。

 そして、同書を読んだ人々が「さまざまな『日本の間違い』に気づいて、日本を正しい進路に復帰させる原動力になることを心から期待します。日本の酷いポピュリズム政治の中で、正しい世論こそが、国の進路を正す唯一の希望ですから」と結んだ。