今年、お騒がせを起こした者同士がリング上で激突する「炎上万博」が17日、都内で行われ、実業家でホストの桑田龍征氏(36)とカードゲーム通販「晴れる屋」元経営者で、人気ユーチューバーのトモハッピーこと斉藤友晴氏(39)の「令和の虎」対決が実現した。

 2人は今年2月に賭けポーカー疑惑が取りざたされた。トモハッピーはすぐさま謝罪。ともに人気ユーチューブチャンネル「令和の虎」出演の実業家だったが、降板に追い込まれていた。

 桑田氏はトモハッピーが秒速で謝罪したことに納得がいかなかったようで「勝手に謝罪したよな。びっくりしたよ。何の相談もないし、毎回周りを見ない」とダメ出しだ。

 同じく「令和の虎」で銀座クラブ「Nanae」の唐沢菜々江ママがラウンドガールとして、みそぎマッチの見届け人を務める中、2人はガチで対戦した。

 互いに激しい乱打戦となり、桑田氏が左フックでダウンを奪ったもののドロー判定。延長戦でも決着はつかず、オーディエンス判定でトモハッピーに軍配が上がった。

 この試合のために練習を積み重ねていたトモハッピーは「格闘技を始めて3か月、それまで20年運動していないおじさんが初勝利できた。バチバチやるのは覚悟がいることだったが、勝ててうれしい。今後も格闘技にチャレンジしたい」と意気込み、また一人実業家格闘家が誕生した。