山陽オートの九州スポーツ杯GI「第57回スピード王決定戦」は17日が大会4日目。9~12Rで準決勝戦が行われる。準々決勝戦が実施された16日の3日目も、始まりは湿走路。7R以降は不安定(斑)走路で争われた。

 2日目まで連勝を収めていた丹村飛竜(38=山陽)と中村雅人(41=川口)がそれぞれ6着、3着に敗れ連勝者は姿を消したが、松尾啓史(44=山陽)、松本やすし(43=伊勢崎)、小林瑞季(31=川口)が初日からオール2連対と安定した足取りで準決勝戦に勝ち上がった。

 3日目にシリンダーを交換した松尾は「こっちの方が威力がある。かけた瞬間戻さなくて良さそうと思った。乗っていて余裕がある。晴れの感じはいいので、雨なら乗ってみて。2日目よりいいけど、少しゴツゴツする感じがあるので、フレームは修正する」。フレーム関係には修正が必要だが、機力的には上昇している。

 松本は「エンジンは最高だった。中村雅人さんに追い付かれなかったし、最後もまくっていけた。自分ではなかなかできないレースなので。手前から先まで出てくれている。フロントの跳ねが気になるのでタイヤを探す。雨はあまり乗れてないので、雨ならセッティングを試して探したい」とエンジンは納得の仕上がり。

 小林は「エンジンは全体に悪くないけど跳ねがきていた。跳ねがないタイヤを使ったし、跳ね対策はしていったけど、きた。また何か考える。跳ね対策を優先したい」で、足周りの不安解消に力が入る。

 そして、3日目にして大会連覇を目指す青山周平(38=伊勢崎)にも待望のシリーズ初白星が灯った。とはいえ、レース後は早速整備に取り掛かっていた。「今日(3日目)はタイヤが良かった。ヘッドを新品にしてエンジンは悪くないけど、思ったようにはなっていない。前回まで使っていたクランクに戻すことを考える」。パーツ交換も思ったほどの効果は出ず、さらに大幅整備も辞さない構え。正念場の準決勝戦12Rは、納得の仕上げまで戦力を押し上げて優出を目指す。

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