ギタリストの布袋寅泰(60)が4日、大阪城ホールで行われた師走恒例イベント「サントリー1万人の第九」に登場した。

 感染症対策の専門家と検討を重ね、3年ぶりに約2000人の合唱団を会場に迎えての開催となった同イベント。ゲスト出演の布袋は、第1部で佐渡裕氏指揮のもと、映画「キル・ビル」のテーマ曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY(新・仁義なき戦いのテーマ)」をオーケストラアレンジで演奏した。

 第2部では、ベートーベンの「交響曲第9番」の第1~第3楽章をスペシャルアレンジバージョンを披露。5000人の観客がクラシックとロックの融合に酔いしれた。

 布袋は公演終了後「いつかは参加したいと思っていた歴史あるイベントでギターを弾ける喜び、そして参加者全員の心が一つになる瞬間に立ち会えたことが、まさに夢のようでした。月並みな言い方ですが『音楽』には力がありますね」と笑顔を見せた。

 佐渡氏率いるオーケストラとの共演でクラシックと融合したことについては「世界的マエストロとの共演も、また夢のようです。リハーサルで『お互いが遠慮して力を出しきれないコラボレーションにはしたくない』と意気投合し、僕も思い切りギターを唸らせることができました」と満足そう。

 さらに「佐渡さんとは年齢も身長も血液型も同じなんです。アカデミックで繊細なクラシック、自由奔放でアナーキーなロック、と全く異なる音楽のように思われますが、魂を揺さぶる音にジャンルは関係ありません。また機会があれば、是非参加させていただきたいと思います」と話した。

 番組の模様は17日の午後4時からTBS系で放送される。