柔道男子日本代表の鈴木桂治監督(42)が森保ジャパンの戦いぶりに刺激を受けている。

 1日(日本時間2日)に行われたカタールW杯1次リーグE組最終戦でスペインと対戦した森保ジャパンは、前半に先制を許すも、後半にMF堂安律(フライブルク)、MF田中碧(デュッセルドルフ)のゴールで逆転勝ち。同組首位通過で決勝トーナメント進出を決めた。

 鈴木監督はグランドスラム(GS)東京大会(3~4日、東京体育館)を前に、報道陣の取材に対応。「サッカーの日本代表の活躍っていうものが、今日も朝から興奮しっぱなしです」と振り返った上で「他のチームでも、例えばアルゼンチンが負けたりとか、そういったジャイアントキリング的なことが非常に多い大会だなと、途中だけど思っている」と素直な印象を口にした。

 実際に今大会の森保ジャパンは格上のドイツ、スペインに勝利。逆に柔道では、日本が格上の立場にいるだけに危機感を覚えたという。

「どういったミスが敗因を招くか、選手たちはどういった気持ちで戦っているのか、試合を見ているとすごく気が引き締まる。日本の活躍もすばらしいけれど、負けた側の気持ち、心理状況も知りたい」と勝負師としての一面をのぞかせた。

 GS東京大会に出場する選手たちにも大きな力となるであろう森保ジャパンの奮闘劇。鈴木監督が「パリ五輪に照準を合わせる選手にとっては非常に重要な大会になってくる」と話す大一番で、確かな爪あとを残す選手は誰だ――。