25日のNHK「あさイチ」に、同局大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で主人公・北条義時を演じている小栗旬がゲスト出演。自身もほぼリアルタイムで番組を見ていることを明かした。

 MCの博多華丸に「オンタイムでご覧になるんですか」と尋ねられ、小栗は「今回はほぼほぼリアルタイムでオンエアを見ています」。同じくMCの博多大吉は「リアルタイムで見るということは、視聴者の方はこういう時間を過ごしているんだという、日曜日の8時っていうね、この時間帯も大事ですよね」とその意義を語った。

 そのリアルタイムで27日、午後8時に始まる総合チャンネル(BSは午後6時)の第45回に対し、強力な裏番組が放送される。テレビ朝日系で午後6時40分からサッカーW杯カタール大会の日本代表第2戦・対コスタリカ。午後7時キックオフで、大河ドラマは試合後半と重なる。

 小栗は「今度の日曜日は、あの…サッカーもみんな応援しなきゃいけないと思うんで、サッカーも応援しながら、大河も応援していただけたらと思います」と熱を込めて呼びかけた。

 10月には2回、プロ野球日本シリーズとバッティングした「鎌倉殿の13人」。同23日と30日の世帯平均視聴率はいずれも11・3%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)で、シリーズ開幕前の同16日と比べて0・7ポイント下がっている。

 27日は、物語の華とも言える、三代目「鎌倉殿」源実朝の暗殺が放送される。これまで数々の武将らが壮絶な死を遂げる血なまぐささが話題を呼んだドラマで、実朝の最期をどう描くのか注目されている。