長年続いたアイドルの〝恋愛禁止〟論争に終止符が打たれるのか――。AKB48で総監督を務める向井地美音(24)が20日、自身のツイッターを更新。誰もが知るグループ内の「恋愛禁止」について、「改めて考え直す時代が来た」との思いをつづった。果たして恋愛禁止ルールの実態はどうなっているのか? どういう結論になるのか?
きっかけは中心メンバーの岡田奈々(25)が、19日の文春オンラインで2・5次元俳優との交際が報じられたこと。向井地は「あなたが悲しむ姿も、あなたがファンの方を悲しませる姿も、見たくなかった。こんなに近くにいて何もできなかった私にも責任があります」とつづり、謝罪した。
文章では「あなた」と表現しているが、複数の関係者は岡田の交際報道を念頭に置いたものであると認めた。
さらに、向井地はツイッターで「そして、今まで曖昧になっていた『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います。運営と相談し、どのような形であれ必ず結論を報告させて頂きます」と報告した。
向井地が「曖昧」と言った通り「恋愛禁止」を巡っては、実際に明文化された契約としてルールが存在していたのか、口頭で通達されたのか、それとも暗黙のルールなのか。ファンやメンバー、関係者の間でも見解が分かれてきた。
取材によれば、グループの契約事項などに「恋愛禁止」のルールは存在していない。人権問題に発展しかねず、当然だろう。
元スタッフによると、グループ創成期には広告契約上で〝恋愛スキャンダル禁止〟が盛り込まれたことはあった。
「10年以上前になると思いますが、広告出演契約書に記載されていました。イメージや社会的信用を失墜させるような行為があった場合に損害賠償などの項目がありますが、女性アイドルグループということで〝恋愛〟に特化したスキャンダルを禁止したのでは。当時、これを『恋愛禁止』と捉えたメンバーがいたのは間違いないと思います」
昔は男性との写真流出だけでも謹慎処分となった。2012年には指原莉乃も恋愛スキャンダルでAKB48からHKT48への移籍を命じられ、受け入れた。
ただ、基本的に明文化されたものではなく、あくまでも暗黙にすぎなかったが、恋愛禁止ルールが機能していたことも確かだ。しかしここ数年、メンバーが自ら活動休止などを選ぶことはあっても、運営サイドが謹慎などの処分を下したことはない。
この曖昧な状況に終止符を打つべく、総監督という立場の向井地が〝発信〟した意味は大きい。
「誰かに熱愛スキャンダルがあるたびに、総監督の向井地の元には厳しい声が寄せられ、深く悩んできた。今回『曖昧な恋愛ルールについて改めて考え直す』とつづり、結論を公表するとしたのは『なんとかしてほしい』という心の叫びにも思える。AKB48が恋愛禁止について見解を発表すれば、それがアイドル界全体のスタンダードになるかもしれない」(同)
メンバーの恋愛問題を巡っては、ファンの間でも意見は分かれるだろう。認めたら離れるファンもいるだろうし、認めなかったら今度は人権問題にもなってくる。いったいどういう結論を出すのか。難しいかじ取りを迫られている。












