東京・歌舞伎座で7日に開幕した「十三代目市川團十郎白猿」襲名披露興行の11月分のチケットが完売とならず、余っているという。

 テレビ局関係者は「團十郎は会見に登場したり、ラジオに出演するなどメディア露出に力を入れ、初日は満席だった。それでもなかなか…。12月の公演は、何としてもチケットは完売させたい考えなんですけどね」と話している。

 その12月に行われる白猿襲名披露公演「十二月大歌舞伎」(同月5~26日)の昼の部「鞘當(さやあて)」には、市川中車こと香川照之(56)が出演予定だ。香川といえば、銀座のホステスへの性加害報道で、芸能活動自粛の状態になっており、これが復帰の舞台となる。チケットは14日から発売開始だが、どこまで影響があるかはわからない。

 その試金石になると言われているのが、18日に公開される香川の主演映画「宮松と山下」だという。

 芸能プロ関係者は「性加害報道によって、出演予定のドラマや朝の情報番組を降板し、CMスポンサーは離れた。12月の歌舞伎座での公演チケットが完売するかどうかは、この映画の出来次第という声も出ている。よほどの反響を呼べば、12月の歌舞伎公演にも好影響をもたらすだろうが、反発を買う恐れもある」と話している。

 今回の香川主演映画の製作には、電通、TBSテレビが参加。監督にはNHKのドラマ演出に携わってきた人物らが監督を務めており「第70回サンセバスチャン国際映画祭」で上映されたことも話題を集めた。今のところ、ツイッター上での同作の評判は良好のようだが、果たして…。