総合格闘技イベント「DEEP110 IMPACT」(12日、東京・後楽園ホール)で3試合のタイトル戦が行われ、DEEP女子ミクロ級王者の大島沙緒里(27)が古瀬美月(21)を圧巻のアームロック葬で退けた。

 開始早々、打撃が得意な古瀬の蹴りを受けた大島だが、これを耐えてかいくぐり、組み付いてテークダウンに成功。得意の寝技に持ち込んだ大島は、相手の体をコントロールしながらスルスルとマウントポジションを奪う。その後はサイドポジション、けさ固めと移行して左腕を両足で絡めとり、アームロックで捕獲し1ラウンド(R)1分24秒で勝利した。

 試合後は「古瀬選手はストライカーで、打撃をたくさん練習したんですけど、最初はサンドバッグみたいに打たれてしまいました」と苦笑い。それでも圧倒的な強さを発揮したDEEP女子ミクロ級&DEEP JEWELSアトム級の2階級王者は「同じDEEPに出ていたパク(シウ)選手や伊澤(星花)選手が大きい舞台で活躍しているのが悔しいので勝っても喜べないというか…。今の実力では2人にかなわないので、頑張って強くなっていきたいと思います」と力を込めた。

 なお、体重無制限のDEEPメガトン級暫定王者決定戦は、酒井リョウが赤沢幸典に1R33秒でTKO勝ち。DEEPバンタム級王座戦は、判定3―0で挑戦者の石司晃一が王者のCOROに勝ってベルト奪取に成功した。