防府競輪GⅢ「開設73周年記念 周防国府杯争奪戦」は3日、開幕した。山口輪界の屋台骨を支える看板レーサーの桑原大志(46=山口)が1着取りで幸先いいスタートを切った。

 一次予選11Rは目標の山根将太(25=岡山)が赤板前から先行態勢。新田康仁(48=静岡)が切り込んで後ろにいたことは確認済み。小笠原光(26=岩手)マークから自力チェンジした青森伸也のまくりを3角でブロック、内を突いてきた新田も返す刀で阻み、ゴール前では山根をチョイ差しする大立ち回りを披露した。

「ブロックできたのはたまたまだけど、新田さんに持ってこられても体が入って浮かないというのはいいかなと。恵まれた中で(山根と)ワンツーとパフォーマンスも出せた」と充実顔で初戦を振り返った。

 初日は2000人近くのファンが来場。スタンドは大盛り上がりで桑原への声援もきっちり届いていた。「道中から緊張させてくれます(笑い)。うれしい限りです」。今年は夏場こそ低迷したものの「もう一回、頑張れたらいいな」と思って精進を重ね復調。競走得点は110点台に回復してきた。

 二次予選の出番は12Rだ。松浦悠士の後ろが指定席。大舞台で何度も連係したS班レーサーの踏み出しに集中して準決行きの切符を手に入れる。