女優の板谷由夏が8日、都内で行われた映画「夜明けまでバス停で」初日舞台挨拶に登壇した。舞台挨拶には大西礼芳、ルビーモレノ、根岸季衣、高橋伴明監督が同席した。

 映画は2020年に東京・幡ヶ谷のバス停で起きたホームレスの女性が殺害された事件をモチーフに高橋監督が作品化。

 板谷は2000年の映画「光の雨」以来の高橋監督作品の出演となる。板谷は「その頃の私に『続けてればまた伴明さんに現場に呼んでもらえるよ。高橋伴明組を体験できるから頑張っとけ』って言ってあげたいなと思います」と感慨深げに話した。

 板谷は役作りのためにもつ鍋屋でアルバイトを体験。お客に気付かれそうだが「誰も気付かなかったんです」と苦笑い。続けて「監督と話してたんですけど『お前、誰にも気付かれないのも寂しいな』って言われて。本当に誰にも気付かれずにアルバイトしました」と明かした。

 高橋監督は「この映画の中にはいろんな人物の名前とか、色々な出来事が散りばめてあります。それを繋げていくと、なぜ日本はこんなことになっているのか、ということが分かるんじゃないかと思います。それに気付いた方はもっと怒っていただきたいなと思いますね」と締めくくった。