お笑いコンビ「ナナフシギ」が驚がくの年収倍増を明かした。コンビ結成4年。もともとは別のコンビだった2人が紆余曲折を経て、活路を見いだしたのが怪談だった。ユーチューブチャンネルの登録者数は11万人超えと勢いに乗る。このほど、初の著書「列島怪談 あなたの地域の一番怖い話」(宝島社)を発売。ユーチューブ×怪談でつかんだ“ドリーム”とは――。
大赤見ノヴと吉田猛々(もうもう)からなる「ナナフシギ」は、怪談・オカルト界で人気急上昇中の注目コンビだ。24日に出版した同書は、地域ごとに厳選した背筋も凍る怪談話27本を掲載。帯は“手相芸人”の島田秀平が書いた。
その島田との出会いが2人の運命を変えた。自身もわずかに霊感があるという大赤見は「もともと僕たち別のコンビ同士だったんですけど、お互いに解散とかあって『じゃあ、組んでみようか』となったんです。それで2020年4月にユーチューブをやるということになって、僕はもうこれが最後のチャンスというくらいに前のめりでした」と語る。相方の吉田はどちらかというと奥手のタイプで、大赤見の熱量に圧倒されつつも、身を委ねていたという。
そんななか、大赤見は同年6月、売れっ子・島田とのユーチューブコラボを実現させた。いわく「そこで今まで封印していたマジでヤバイ話を披露したんです。それがバズりました」。吉田も「650人くらいしかいなかったチャンネル登録者数が日をまたぐごとに1万、また1万…と増えていったんですよ。うおっ!と思いました」と回想する。
島田とのコラボで完全に勢いに乗ったコンビは、その後も良質な怪談を次々と投下。現在、ユーチューブチャンネル「ナナフシギ【公式】」は登録者数11万人超を誇る。
「人生が丸っきり変わりました!」
2人は声をそろえる。ともに芸人活動の傍らアルバイトをしていたが、大赤見はユーチューブ開始前に退路を断つために辞めた。吉田も昨年3月、15年勤務した実家近くにあるコンビニの夜勤を“卒業”した。
気になる月収について、大赤見は「波はありますけど、夏は怪談のシーズンなんで。それでいくとアルバイト時代の8倍くらいかな」。吉田も「6倍ですかね」と胸を張る。
まさに怪談ドリーム。年収が爆増した大赤見は、ここでも攻めの姿勢で「最近、家を買いました。あと車も。周りはドン引きしていますけど」と笑う。対する吉田は「貯金がたまってきました。あと、生活費がなくて胃がキューキューするのがなくなった(笑い)」と語る。
コンビの凸凹ぶりも人気の秘訣。2人の元には月に100本以上のタレコミ“ホラー話”が届くという。そうした声に耳を傾けながら、今後も本当に怖い話を届けるつもりだ。












