落語家の桂雀三郎(77)が17日、大阪・サンケイホールブリーゼで行われる「噺家生活五十五周年記念 桂雀三郎 独演会」(11月1日)の取材会に出席した。
落語家として55年目を迎える雀三郎が同会場で18回目となる独演会を行うというもの。今回は、笑い上戸の男が葬儀に参列して大騒動を起こす古典落語「くやみ」と素人が修業のために夜、他人の家の軒先に立って義太夫節(浄瑠璃)を語る「軒付け」、勘当された若旦那が養子に入った先の娘が夜中に墓場で赤子の腕をかじるという恐怖の展開から、一気に笑いに転じる上方落語「腕喰い」(かいなぐい)を披露するという。
55年を振り返って「順調にきたと思う」としみじみ。体調を聞かれると「体力落ちてますけど、大丈夫」とするも、1年半前に足の痛みを覚え、診察を受けたところ「脊柱管狭窄症」と診断され、7月に9日間入院した。「骨がズレて歩いたら足がしびれるようになって、命に別条はないけど痛いのは嫌なので手術を受けました。すごいですね、医学」とし、手術後、院内を1万歩も歩いてみせ、医者を驚かせたという。
今後の目標について「60周年、65周年もやりたい。健康に気を付けて90歳(現役噺家を)目指します」と意気込んだ。












