俳優、脚本家、演出家として活動する上西雄大が率いる「映像劇団テンアンツ」の第62回公演「探偵かねだはじめたがやすけ 十つ墓島殺人事件」が、10月3日から12日まで東京・下北沢の小劇場B1で上演される。
本作は、前回公演で好評を博した「探偵かねだはじめたがやすけ」シリーズの第2弾。上西が還暦記念公演以来、2年ぶりに書き下ろした新作で、自ら作・演出を務める。
物語の舞台は、瀬戸内海に浮かぶ孤島・十つ墓島。莫大な財産をめぐり、一族の間で猟奇的な殺人事件が次々と発生する。
題名からして強烈だが、単なるパロディーでは終わらない。上西作品ならではの笑いと涙、そして人間の情念が交錯する舞台になりそうだ。
上西は「下北沢にあこがれて、大阪で劇団を興しました。当時は夢ばかりを背負っての活動でした。失敗ばかりの森をさまよい、ひたすらに『いつかは下北沢の劇場の舞台へ』と、その道を探す日々でした。苦しい時期にも、恩師の言葉を掲げ、その道の先へと仲間たちと共に歩み続けました。そして今、僕らのホームは下北沢となり得ました」と語る。
かつては遠いあこがれだった演劇の街が、今では劇団のホームになった。
「今回は、前回ご好評を賜りました『探偵かねだはじめたがやすけ』シリーズの第2弾です。僕が夢に描いた舞台で、僕らが歩んだ旅に掲げた笑いと涙の作品です。還暦記念公演から2年。新作書き下ろしです! 皆さま、ぜひ劇場へ足をお運びください」と呼びかけている。












