歌手の加山雄三(85)が12月に行う〝ラスト船上コンサート〟のチケットが飛ぶように売れている。

 豪華客船・飛鳥Ⅱによる2泊3日のクルーズで開催される同コンサートは「若大将クルーズ THE FINAL~俺は海から生まれた男~」(12月6~8日、同月8~10日)。2000年にスタートし、加山が名誉船長を14回も務めた思い入れのあるクルーズイベントだ。

 ある音楽関係者は「生で人前で歌うのは、この若大将クルーズが本当のラスト。なので最後に歌声を聞きたいというファンが殺到し、19万6500円から93万8500円と高価格にもかかわらず、8タイプの部屋すべてあっという間に完売になりました。キャンセル待ちの状態となっているほどです」と明かした。

 言うまでもなく、加山の半生は船を抜きにしては語れない。14歳でカヌーを造って以来、大小10隻以上の船を自ら設計。小型船舶免許や5級海技士免許を保持しているほか、海がテーマの主演映画もある。

「加山さんは、全長30メートルを超える光進丸も設計し、『光進丸』という楽曲までつくるほど愛着があった船もありました。ところが、2018年にその船で火災が発生し、水没。その時の落ち込みようは半端ではなかったですね。『我が子』『相棒』と呼んでいたぐらいですから」(芸能関係者)

 それだけに、ラスト船上コンサートへの思い入れは非常に強い。

 9日に東京国際フォーラムで、単独のホールコンサートとしては最後となる「加山雄三 ラストショー~永遠の若大将~」を開催した加山は「僕は海っぺりで自由奔放に育った。海には自由がある。だから僕は海が好きなんだ。海の歌をたくさん歌いたい」と、海にまつわる歌を次々と披露した。

 12月のフィナーレにむけて〝海の若大将〟のテンションは高まる一方だ。