ウクライナ南部ムィコラーイウ地方の知事、ヴィタリー・キム氏(41)がSNS「テレグラム」にカードの写真と「これをロシア兵士に渡してください。命を救うことができます」というメッセージをアップした。同氏はムィコラーイウ地域軍事行政長官でもある。

 ウクライナ国旗である青と黄色のカード表面には「平和な生活へのキップです」「このカードをウクライナ兵に見せてください。あなたの命を救い、帰国するのに役立ちます」というロシア語のメッセージが書かれている。裏面には「ロシア兵がウクライナに降伏する方法に関する詳細情報」へのリンクが記載されたQRコードが記載されている。

 リンク先には「誰に降伏できるか」として、「ウクライナの軍隊、ウクライナの領土防衛軍、ウクライナの国家警察、ウクライナの治安部隊」としている。

 また降伏の手順として、「①すべての武器を十分な距離を置いて前に置く。②軍事装備の前に立つ。戦闘位置にならないようにする。③位置をウクライナ側に通知すると、交渉人が武器を持たず、挙手または白旗で派遣される」などと記されている。

 サレンダーカードは、自発的に武器を放棄し、軍事装備をウクライナに引き渡したすべてのロシア兵に恩赦が提供されることを保証するもの。親族や友人に電話して状況を説明する機会が与えられ、戦争終了後にはロシアに帰還できることが保証されているという。