女優・モデルの若月佑美(28)が、美術展覧会「第106回二科展」のデザイン部門で自身初の入賞(特選賞)を果たしたことが分かった。

 東京・国立新美術館で7日から19日まで、自身の作品「愛と美、人生を魅了したい Love and Beauty,I want to captivate life」が展示される。

 若月は6日に東京・国立新美術館で報道陣の取材に応じ「私はお花を描くことが好き。花言葉も好きで、今回は花言葉にこだわった。赤いバラの花言葉は『愛情』とか『美貌』『美』。人生と照らし合わせた時にすごく言葉がきて、ちゃんと心にその言葉を持っていれば、人と接する時も愛情を持てる。美しくいるのも見た目や容姿とかではなく、人生そのものを美しくするのを考えていったら、人としてもすてきな人になれるのかなと。そういう思いを絵にしたくて、赤いバラを(題材に)選んでみました」と明かした。

 アイドルグループ・乃木坂46在籍時代の2012年、「第97回二科展」(デザイン部)に初出品し、初入選。当時は芸能界で初の快挙として話題を集めた。

 若月は19年までデザイン部で8年連続入選。翌20年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で二科展が開催中止となり、21年は出品せず。3年ぶりの出品となった今年の二科展のデザイン部(応募総数75作品)で9回目となる入選(35作品)で、自身初の入賞(8作品)。大賞1人に次ぐ、特選賞3人のうちの1人に選出された。

 若月は「率直にうれしかったですね。二科展にはたくさん作品を出させていただいていたんですけど、今回の作品は原点回帰というか。自分の描きたいものを描いてみようと思って、作品にしたので自分のこれからの人生の誇りにもなった。もっと頑張りたいと励みにもなった」と喜んだ。

 また、二科会デザイン部理事会で長年の実績と初入賞などが評価され、「会友推挙」が決定。会友となるのは来年となるが、デザイン部では著名人初の快挙となった。

 二科展の絵画部では、歌手の工藤静香らが会友として在籍。若月は「実感がないけど、続けてよかったなと思います。不思議な気持ちではあるんですけど、私は絵を独学で勉強してきて誰かにちゃんと習ったこともない。でも、それを生かしてそういう人の絵でも『いいね』と言ってもらえるような人になりたい」と決意。今後ついては「個展はやりたいなと思ってます。二科展にもたくさん絵を出させていただいていますけど、今までのものが家にたくさんあって。実家が絵で埋まっているぐらい(笑い)。せっかくなら最初(の絵)からの流れを個展で見せられたら」と願った。