第167回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が20日、都内で行われ、芥川賞は高瀬隼子氏(34)の「おいしいごはんが食べられますように」(群像一月号)、直木賞は窪美澄氏(56)の「夜に星を放つ」(文藝春秋)に決定した。

 直木賞選考委員の林真理子氏(68)は「短編というのは、文学賞の選考会でやや不利なことが多いのですが窪さんの作品は圧倒的な存在感をもって最終投票でも非常に高い得点を集めておりました」と話した。

 また芥川賞選考委員の川上弘美氏(64)は「お話としてはどこかで見たことのあるような。それをいかに書くかということが小説で、その技術が非常に優れていると評価されました」とした。