女優の杏(36)が28日に自身のユーチューブチャンネルを更新し、3人の子供とフランスに移住することを発表した。日本での女優活動も継続する意向だが、移住決断の背景にあったのはやはり元夫で俳優・東出昌大(34)の存在だ。子育てへの悪影響に加え、自身へ向けられる同情にも苦しんでいたという。

 杏はこの日、更新したユーチューブチャンネルで「【謙&杏】親子で料理をしました【Cooking】」と題した動画で父の渡辺謙(62)と〝初共演〟を果たした。

 2人は料理をしながらトークを展開。動画後半で渡辺が「そろそろ行くんだよね? フランス」と聞くと、杏は「皆さまにお伝えするのはこの場を借りてになるんだけど、これからフランスに行くことになりまして。行ったり来たりじゃないけど、2つのお家を持つみたいなこと」と発表した。

 自身も米国に住んで活動した経験を持つ渡辺は「子供たちも得難い経験ができると思うしね。4割ぐらいは心配だけど、6割は楽しみという気持ち」と心配しつつも、娘の決断に理解を示した。

 そんな杏は、10代からトップモデルとしてパリ・コレクションなど海外の舞台で活躍。日本で女優としてブレークしても、テレビなどではフランス語を猛勉強しており、ヨーロッパ生活へのあこがれも明かしてきた。

 今後は日本とフランスの2拠点生活を送ることになるが、その決断に至った大きな理由は〝子育て〟にもある。

 東出と2015年に結婚した杏は16年に双子の女児、翌17年に男児を出産するも、東出と年下女優・唐田えりかの不倫がきっかけとなり、20年に離婚。女手一つで3人の子供を育ててきた。

「海外でバリバリ仕事をしたいというよりも、落ち着いた環境で子育てしたいという思いから決めたとか。離婚した後も東出の〝醜聞〟が出たことであきれた杏は、将来的に子供たちに悪影響が及ぶことをまず心配した。海外なら東出がスキャンダルなどを起こしても報道されることはないし、それを理由に子供たちが学校でからかわれることもないですから」(芸能プロ関係者)

 東出といえば、昨年10月、コロナ禍にもかかわらず、地方ロケに恋人を呼び寄せたことが報じられ、当時所属していた事務所から解雇に。満足な養育費を払えない中での行動に、杏も「もう子供に会わせたくない」とこぼすまでにあきれ返っていたという。

 現在は定期的に子供との面会を許しているというが、フランス移住なら物理的に会わなくて済むことにもなりそうだ。

 もっとも杏にとっても、〝同情〟が逆に重荷になっていた面がある。ドラマ関係者の話。

「不倫騒動もありましたから、周囲は撮影現場などで本当に気を使っていました。ファンからも『かわいそう』と同情され『頑張って!』と声をかけられることも多かったが、杏さんはそうした気遣いを嫌がる様子を見せていた。いつまでも〝不倫された妻〟というイメージが消えないことも嫌だったのでは」

 日本では知名度の高さや騒動の影響で、新たな恋を見つけることも難しかったはず。海外なら新たな出会いが訪れることもありそうだ。