【東スポ音楽館】 演歌歌手・田川寿美が6日にリリースしたシングル「白秋」(作詞・さいとう大三/作曲・幸耕平/編曲・坂本昌之)は田川自身が待ち望んでいた一曲に仕上がっている。

 ――どんな作品ですか

 田川「人生を四季で表すなら『白秋』という時期は50代、60代の年代を表す言葉だそうで、大人になって出会った、真実の恋の物語を歌っています」

 ――共感できる部分は多い

 田川「実感としては等身大と言っていいくらいになったかな。若いときは自分をちょっとつくろってみたり、相手に合わせたりする恋も多かったと思うけど、この年齢になると、飾る必要もなく、自分がどんな人間かわかりますからね。すごく詞の世界観に共感できます」

 ――今回の作品は大人の恋ということですが「大人の恋」はされてますか

 田川「う~ん恋ねえ…ジョニー・デップかな。恋多き男ですけど、やんちゃなところが好きで昔からファンなんです。最近は前の奥さんとの、裁判の話が出てくるから、ちょっと気になっちゃいますね(笑い)」

 ――曲をもらったときの印象は

 田川「自分にぴったりの洋服に出会ったって印象です。ジャストサイズな服だなって。さいとう先生の詞の世界観もそうですし、幸先生に作っていただいた曲も。そこに坂本先生のアレンジが加わって、斬新さが加わった。まさに自分のやりたかった歌だなって感じました」

 ――編曲の坂本先生はこれまで、徳永英明さんの「VOCALIST」シリーズなどを手掛けていますが、田川さんは初めて

 田川「初めてです。アレンジャーが変わると、これだけ印象って変わるんだって。アレンジがものすごく強く出ている作品だなとも思います。新しく感じるし、音が若い。私が歌う演歌も少しずつ変化させていきたいと思っていたので、その第1弾のチャレンジにぴったりの曲です」

 ――昨年30周年と節目の年を終えて、また新たなスタート

 田川「私は一流の音楽家になりたいんです。J―POPでも、レゲエでも、ジャズでも、どんな音楽でも勉強し続けていれば、何でも歌いこなせるはず。それが本物だと思っています。美空ひばりさんがそうでしたし、そんな高みを目指しながら勉強していきたい。ただ、これってゴールのないもので、ずっと追い求めるものなんですけど、それが夢です」

 ――ファンの方へメッセージを

 田川「新たなチャレンジの作品なので、より多くの方に共感して聴いていただけたらうれしいです」