今年3月まで1年間の優れた放送を表彰する「第48回 放送文化基金賞」の贈呈式が6日、都内で開催。ドラマ部門最優秀賞の「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」(日本テレビ)に主演した永野芽郁(22)、優秀賞の「しずかちゃんとパパ」(NHK BSプレミアム)に主演した笑福亭鶴瓶(70)へ演技賞が贈られた。

 鶴瓶は同ドラマで、生まれつき耳が聞こえない父親役を演じた。手話を全くやったことがなく「ホント大変でした」。娘役のW主演・吉岡里帆に「お前がいじめられるのは、俺がろうやからか?」と手話で尋ねるシーンでは、間をとりながら手話で話す瞬間「ブゥワ~っと涙が出た」という。

〝ドラマを受けてよかった〟と思ったのはそのとき。鶴瓶は「いろんな言葉を使う仕事をしてるんですけど、手話で間があるというのが分かった瞬間に〝素敵なドラマやな〟と思ったことは確かですね」と撮影を振り返った。

 一方の永野は、渡されたクリスタルのトロフィーを見つめながら「すごい! 想像よりもキラキラしてます」と第一声。「すごく大変なこともあり、夏なのもあって、いろんなことがありながら撮影していたんですけど、その現場で生み出された頑張りを、評価して下さる方々がいたり、それを面白がって受け入れて下さる方がいたり、ドラマというものに携わって、これ以上ない喜びを感じました」とスピーチした。

 交番勤務の先輩(戸田恵梨香)にしごかれ成長する新人警官を演じ、自身も成長できたそう。「もっともっと、ドラマというものに携わり、皆さんに何かエネルギーを与えられるような人間になりたいと思います」と決意新たにした。NHKや民放連の会長、優秀なテレビマンたちが一堂に会する中、永野は「緊張します!」と本音を漏らし、受賞スピーチを締めくくった。

 ハコヅメ以来の主演ドラマ「ユニコーンに乗って」(TBS)は前日5日、世帯平均視聴率8・7%(個人は4・8%)でスタートしたばかりだ。ツイッターのフォロワー200万超の永野が、放送開始と同時に「始まりましたよ!!!」とつぶやくと、2万7000もの「いいね」が。今回の受賞は追い風となりそうだ。