2・5次元俳優として人気の和田琢磨(36)が10日、東京・日本青年館ホールで舞台「薔薇王の葬列」の初日会見に出席した。

 菅野文の同名マンガをもとにしたテレビアニメ版を、内田裕基の脚本、松崎史也の演出で初舞台化。“白薔薇”ヨーク家と“赤薔薇”ランカスター家による王座を巡る戦い「薔薇戦争時代」に、男女2つの性を持って生まれたヨーク家の三男・リチャードの運命が描く。元乃木坂46で女優の若月佑美とアーティスト兼俳優の有馬爽人がWキャストで主人公・リチャードを演じる。

 ランカスター家の王・ヘンリーを演じる和田は「日本の文化である漫画とアニメ、演劇の王道でもあるシェイクスピアが入り交ざり、とても面白い作品になってます。我々も最後まで感染症に気をつけて1人でも多くの方にこの作品を見ていただけるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 和田はミュージカル「テニスの王子様」や舞台「ダイヤのA The LIVE」、「刀剣乱舞」をはじめマンガやアニメ、ゲームなどを舞台化した人気作品に多数出演し、2・5次元俳優として絶大な人気を誇る。

 主演の若月&有馬の演技について、和田は「有馬さんは自分の内側に苦しさや葛藤を溜め込むようなリチャードで、若月さんはそういった苦しみを外側に発散するようなリチャードだった。どちらもステキなリチャードですし、2人と代わる代わる稽古の段階からお芝居をさせていただいて楽しかった。毎日毎日、新鮮で楽しかったです」と振り返った。

 劇中では、剣を使用したアクションシーンも登場。若月と有馬にとってはともに初挑戦となり、剣を抜くところから指導されたという。

 アクション経験が豊富な和田。2人の出来栄えを聞かれると、「私もアクションシーンがすごくたくさんあると思って万全の状態で稽古に臨んだんですけど、逃げ惑う役で…。皆さんが汗だくになっているのに、舞台のそででじっとスタンバイしてて心苦しかった」と苦笑い。その上で「2人の殺陣も経験がないと言っていたけど、殺陣もお芝居の一つだと思うので、感情が乗った2人の殺陣は美しくて、心強い」と称賛した。