奈良競輪のガールズケイリンは19日に初日を迎えた。6Rで3着の近沢諒香(三重=19)は7月の本格デビュー後、初の初日確定板入り。競走得点(46・11)以上の気配を見せており、2日目6Rも要注目だ。

 近沢は8月の松阪FⅡ初日に落車して右手の親指を骨折。ケガがトラウマになって以降、初日は大きな着順が続いた。しかし、この日は違った。流れに応じて機敏に動き、最後も脚を伸ばして3着に。直近の競走得点が46点前半の選手とは思えない動きだった。

「いい感じに集中できて横から来る選手も気になりませんでした。ケガしてから一番いいレースができました」

 振り返れば、近沢は高校3年の7月までソフトテニスで汗を流しており、自転車にまたがったのは部活動を引退してから。それからわずか2か月で養成所の一次試験に合格。ルーキーシリーズでも決勝に進んでおり、選手として高い能力を秘めているのは間違いない。師匠の鉄人・萩原操(三重=57・51期)、姉弟子の太田美穂(三重=24・112期)との厳しい練習も着実に実を結びつつある。

 今月25日には20歳の誕生日を迎える。「19歳最後のシリーズなので頑張りたいです」。2日目(20日)6Rで本格デビュー後、初の決勝進出を目指す。