米俳優ジョージ・クルーニー(59)は独身時代、「今の自分があるのは君たちのおかげだ」として、長年の友人14人に現金100万ドル(約1億300万円)ずつをスーツケースに詰め、恩返しのプレゼントをしていた。

 米ニュース専門局「CNBC」は17日、米男性誌「GQ」のクルーニーとのインタビュー記事を抜粋。それによると、クルーニーが破格のプレゼントをしたのは現在の妻アマルさんと出会ったばかりの2013年。まだ家族も子供もなかったクルーニーは、「自分にあるのは彼らだ。その彼らに35年以上も支えられてきた」と当時の胸中を明かした。

「カネがない時は彼らの家のソファで寝させてもらった。カネも貸してくれた。(売れない時代)助けが必要な時はいつも助けてくれた。今は自分が彼らを助けているんだ」とクルーニー。

 13年は米女優サンドラ・ブロックと共演した映画「ゼロ・グラビティ」が予想外にヒットし、〝棚ぼた〟的な収入を得た年だという。

「(製作者側は)オレたちに高いギャラを払いたくなかったから歩合制だった。彼らはこの映画が失敗作だと思ったんだろうね。でもフタを開けてみれば、オレたちにとって(歩合制は)大正解だった」

 CNBCによると、その収入を友人たちのために使うことを考えたクルーニーは、高級ブランド「TUMI(トゥミ)」のスーツケースを14個購入し、それぞれに現金100万ドルを詰め込んだ。友人には自宅でディナーパーティーを開くから集まるように連絡。その際、一人ずつスーツケースをサプライズプレゼントしたのだという。

「地図を手にして世界中で行きたい所を全部指さすんだ。そして、それを実現できたのは彼らのおかげ。じゃあ、どうやってその恩を返せるか。『そうだ、100万ドルってのはどうだろう』となった」とクルーニーは当時を振り返った。

 自分の成功を「友人のおかげ」と言い切れるクルーニーの人柄だからこそ、今の成功があるとも言えそうだ。