多臓器不全で14日に亡くなった俳優・渡瀬恒彦さん(享年72)の遺体が17日午前11時過ぎ、東京・世田谷区の自宅から斎場へ移送された。

 約40人の報道陣が集結。関係者が涙を見せる中、遺族ら7人に運び出された棺は霊柩車に乗せられ、斎場へ向かった。兄で俳優・渡哲也(75)の姿はなかった。

 取材対応はここまで。この後、近親者のみの家族葬の形で葬儀・告別式が営まれたようだ。喪主は妻・い保さん(いほ=69)。出棺し、荼毘(だび)に付されたとみられる。

 所属事務所によると、遺影には、昨年1月のい保さんの誕生日に撮った写真を使った。

 祭壇は、渡瀬さんが好きだった洋ランのオンシジウムなどで棺を囲んだ。渡瀬夫妻の希望だったという。棺には、家族からの手紙や、渡瀬さんが生前、家族旅行した時の写真が納められたという。

 戒名はなし。