お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザーが3日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、米俳優ジョニー・デップと元妻の女優アンバー・ハードが互いを名誉棄損で訴えていた民事訴訟で、ハードに計19億円超の賠償が命じられた判決について言及した。

 訴訟は、ハードが2018年に米有力紙「ワシントンポスト」で虚偽のDV被害を寄稿し、名誉を傷つけられたとして5000万ドル(約65億円)の賠償を要求。ハードも反訴し、1億ドルを求めていた。判決ではアンバーに計1500万ドル(約20億円)の支払いを命じた一方、ハードへの名誉棄損行為も認め、デップ側に200万ドル(約2億6000万円)の支払いをを命じた。

 カズレーザーは、デップは英大衆紙「サン」を相手取った名誉棄損訴訟では敗訴していることに触れ「今後ですよね。英国での敗訴がきっかけでデップ氏は降板した役があったりして影響があった。その役が今後どうなるのかというのと、ハード氏もDV被害に関係する啓蒙活動をされていて、そういった活動が継続しづらくなるんじゃないか。お2人の今後が気になりますよね」と語った。

 フジテレビ解説委員の風間晋氏は「米国ではデップ側のとてつもない勝訴だという扱いがされている。今回の訴訟で問われているのがハードさんがワシントンポストに寄稿した文章が名誉棄損に当たるということ。その時、ハードさんは米自由人権協会という言論の自由を促進する、大きい影響力を持つNGOの女性の権利促進大使だった。そういう立場の人が新聞紙上に自ら一文を寄せて、それが名誉棄損を問題視されたのが大きかったんじゃないかと思う」と解説した。