昨年5月に期待の大型新人としてデビューするも、あまりにも公の場に登場しないものだから“バーチャル説”がささやかれていた歌手・安斉かれん(20)。ついに真相がわかった! 本紙は2月某日、東京・渋谷のド真ん中で、ついに安斉を発見。直撃したところ、本人であることを認めた。そして語った驚きの言葉とは――。

 安斉は昨年5月に「世界の全て敵に感じて孤独さえ愛していた」でデビュー。“令和の歌姫”として大々的に売り出されるはずだった。ところがプロモーションはまったく行われず、公開される写真や動画がすべてCGで製作されたようなものばかりだったことから、本紙は昨夏、「安斉かれんバーチャル説」が芸能界でささやかれていると報じた。

 10月には渋谷の屋外ステージで初ライブに臨んだが、本人の姿が一切確認できないステージ構成。さらに、昨年末にオープニングアクトとして出演したファッションイベント「TGC teen 2019 Winter」でも同様に、ステージセットに安斉の映像こそ映し出されるものの、本人は観客の前に登場しなかったため、ますます疑惑は深まっていた。

 安斉は実在するのか、それとも本当にバーチャルなのか?

 芸能界でも様々な説が流れる中、本紙記者は偶然、ギャルの聖地・渋谷で、安斉の写真にとてもよく似た女性を発見! スタッフとおぼしき女性と何やら話し込んでいたが、意を決して直撃してみた。

 以下一問一答。

 ――お話し中すみません。ひょっとして、本物の安斉かれんさんですか

 安斉:(困惑した表情を浮かべて、一瞬言葉に詰まりながら)はい…そうです。

 ――デビューしてからバーチャル説が出ていましたが

 安斉:私はいるのになぁ~って思っていました(笑い)。

 ――今後は“顔出し”で、活動していくのですか

 安斉:今までと変わらず活動していくので、応援よろしくお願いします!!

 本紙記者の質問にこれだけ答えると、安斉はその場を後にした。その間、わずか数十秒の出来事だったが、芸能界でささやかれる“バーチャル説”を完全に否定し、実在することを証明した歴史的な瞬間でもあった。

 音楽関係者は「安斉は昨年、3枚の新曲をリリースし、ギャル世代から大きな共感を呼んだ。それと同時に『“生安斉かれん”を見たい!』という声が殺到していた。2020年はいよいよファンの声に応えて、表に出てきそうです」。

 本紙が本人をキャッチしたことで“実在か、バーチャルか”の論争に、ようやく終止符が打たれた。安斉が今年、どのように動くのか? 目が離せない。