航空機内で今週、泥酔した上で執拗な嫌がらせをしてプロボクシング元世界ヘビー級王者のマイク・タイソン(55)に殴られた男性が弁護士を立て、裁判を起こす準備をしていることが分かった。一方、男性は多くの犯罪歴がある〝札付きのワル〟だったことも判明した。

 米TMZスポーツによると、タイソンから暴行を受けたのはメルビン・タウンゼント3世さん(36)。メルビンさんの弁護士、マット・モーガン氏は、「依頼人はマイク・タイソンの大ファンで、マイク・タイソンが搭乗して来た時は過度に興奮していた。最初の会話は心のこもったものだった」と主張した。

「ところが、ある時点でタイソンさんは過度に興奮したファンに動揺し、過剰に反応して依頼人に暴行を加えた。このような事態は客室乗務員を呼べば避けられたことだった」と指摘。モーガン氏は、飲料水入りペットボトルをタイソンに投げつけたとされる行為については否定していると述べた。タイソン側はペットボトルを投げつけられたことで忍耐の限界に達したとしている。

 一方、米紙ニューヨーク・ポストは、メルビルさんが「多くの前科がある」と報道。これまで不正、重窃盗罪、強盗、不法薬物所持や盗品売買などで起訴された過去があると伝えた。

 例えば2018年、メルビンさんは他人の敷地内に不法侵入し、キャンピングトレーラーを自分のピックアップトラックでけん引して盗んで逮捕。また、がんの疼痛治療に処方される半合成麻薬「オキシコドン」の不法所持で起訴された。同紙によると、メルビンさんは2度実刑判決を受け、20か月と15か月の期間服役している。