大垣競輪開設68周年記念(GⅢ・水都大垣杯)最終日(14日)第9Rの単発レース「第117回生ルーキーチャンピオンレース」は地元の山口拳矢(25)が落車を避けて好位を確保すると、脚をためて直線を突き抜けて優勝。2010年9月の松岡篤哉以来、岐阜から5人目のチャンピオン誕生となった。人気を集めた早期卒業の寺崎浩平(27=福井)は赤板過ぎの1センターで落車し、途中棄権した。
地元ホームバンクで大一番を制した山口はしてやったり。前日はレースのシミュレーションを念入りに行い、中部の選手たちに作戦を聞きまくったという。「風が強いし変にごちゃつくならためていけって作戦でした。(落車は)距離もあったし巻き込まれないと思っていた。そこからは位置を取って落ち着いていこうと。松岡(辰泰)さんが車間を空けていたし確実に(4角の)出口で踏めばいける、と見えていましたね」とすべて計算し尽くしたような、余裕のレース運びだった。
ゴール後に右手を上げてガッツポーズを繰り出したが、イマイチぎこちなかったのはご愛嬌。「(山内)卓也さんに『ガッツポーズの練習をしてこい!』って言われました」と舌を出した。
「これからはビッグレースに出場する機会が増えると思うし経験を積んでいきたい。まずは記念を取ることが目標。賞金? ローンもないし半分貯金して半分使います」と堅実にステップアップしていく。












